全国約1,300軒の公共の宿の予約サイト
国民宿舎、休暇村、保養所など、誰でも安く気軽に泊まれる宿を地方別・県別に探せます。 主要予約サイト(JTB・るるぶ・Yahoo!・じゃらん・楽天)の料金を比較して、お得に予約しましょう。
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公共の宿 利用のポイント
その名の通り市区町村、第三セクター、公的機関、公的機関の共済組合など公共団体が運営する宿泊施設です。広い意味で、国などが国民に対して行っている福利厚生策でしょうか。
そのため民間の同等の施設より2~3割は安く泊まれます。1泊2食で一人1万円前後の施設が大部分です。 いっぽうでサービスは簡素化されており、ボーイさんが荷物を部屋まで運ぶ、仲居さんが部屋でお茶を入れてくれるといったサービスはありません。
■公共の宿は誰でも利用できるの?
「公共」なのですから基本的に誰でも利用できます。特にお父さん一人が家族全員分の料金を負担する家族旅行に最適です。
一部施設は組合員・会員と一般(非組合員・会員)で料金に差があったり、多客期は一般は利用できない場合がありますので、詳しくはホームページまたは施設に直接お問い合わせください。
■ズバリ、お勧めはどれ?
私の経験で言えば、「公立学校共済組合」が高級ホテル並みでびっくりしました。「休暇村」「一部の市区町村営の宿」も快適です。また「公営国民宿舎」はリニューアルされた施設が多く、ハズレは少ないはずです。逆に老朽化が目立つのは「民営国民宿舎」で、利用シーンやメンバーを工夫すればリーズナブルな旅が楽しめます。
お勧めには【GOOD!】マークを付けています。
■予約はどうするの?
当サイトからインターネットで予約できる施設は大手ネット旅行会社にリンクするボタンをつけてあり、これをクリックすれば予約サイトへリンクされます。※単なるリンクにつき、当サイトは予約や宿泊のトラブルには一切関知できません。予約者の個人情報はわかりません。
自社のホームページから予約できる施設も多くあり、インターネット割引がある施設も。中には予約システムではなく、メールでやり取りする施設も残っています。それなら電話のほうが速くて確実です。
安く気軽に泊まれるため、多客期はすぐ満室になる人気施設も多く、早めの行動をお勧めします。
■気をつけることは?
施設によっては、より安い会員料金で泊まるなら会員証などの証明書類の提示がいるところもありますので、正しくご利用ください。ローカル施設はクレジットカードが使えないところもあり、ある程度現金の持ち合わせはあったほうがいいでしょう。
タオル・歯ブラシ類・寝着のアメニティはまずそろっていますが、部屋にドライヤーのない施設はあります。
いかに「安くて気軽」とは言っても、ホテル形式の施設ではスリッパ・浴衣で廊下やロビーに出ない、喫煙場所を守る、備品を持ち帰らないといったルールは守ってください。
そして、公共の宿の閉鎖や民間への売却が加速度的に増えています。リンクが切れていたりご意見ご希望がありましたら、こちらからお知らせください。
なお、大手旅行会社へのリンクはアフィリエイトを利用しています。
2026.3.18.
「安くて気軽な公共の宿」に寄せて
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北川宣浩クンからFAXが届き、「安くて気軽な公共の宿」というタイトルで2002年7月24日にホームページを開いたのだが、僕(種村直樹)の著書、『最新 鉄道旅行術』(JTB)のなかに、まったく同じ表現の項目があるので、このフレーズを使うことを認めて欲しい。合わせて、ホームページの推薦文のようなエッセイを書いてもらえれば嬉しいという主旨でした。
北川クンは、僕が20数年前にフリーのレイルウェイ・ライターとして仕事を始めたころからの読者で、東京都立大学工学部の学生時代に、『鉄道旅行術』のイラスト制作を中心に、アルバイターとして活躍してくれました。そうした背景もあり、“安くて気軽な公共の宿”というフレーズなど、誰でも思いつく言葉ですし、使用を認めるとか認めないとかという問題ではないと思いましたが、とにもかく、そのホームページを見ないことには始まりません。
恥ずかしながら僕自身はパソコン音痴に近く、仕事場に物理的に備えてはあるものの、ほとんど操作不能です。北川クンは百も承知で、「バイト君にこのファクスを見せて、下記にアクセスするよう指示してください」とあり、その機会を待ちました。そして今日8月7日に、おおむね全容を掌握できたのです。北川クンが、きちんとデータを更新してゆくことができるなら、きわめて便利で、僕自身も今後利用させてもらうかもしれません。
ただ、“安くて気軽な公共の宿”というタイトルには、いささか疑問があります。近年の公共の宿は、どんどん変質し、かならずしも安くないし、値段よりも、きちんとした施設、おいしい料理を前面に押し出している所がふえたようです。6月に泊まった箱根湯本滝通り温泉街の東京都職員共済組合「箱根路開雲」、7月に高知県中村市にオープンしたばかりの、いやしの里「四万十の宿」などが、その例です。
それなら『最新 鉄道旅行術』のF3「安くて気軽な公共の宿」も書き換える必要があるのではないかと言われそうですね。まったくそのとおりで、1998年10月1日の最新版改訂4刷(1977年の親版初版から数えて21回目の改訂)を最後に版を改めていませんから、公共の宿だけでなく全体がくたびれた感じになっており、東北新幹線開業に合わせ<はやて>改訂版の実現に、つとめましょう。
2002.08.11
追補
レイルウェイ・ライター種村直樹(1936-2014)氏は、旅行・鉄道関連のライターとして20世紀末に活躍した人です。私は種村氏に師事して、旅や鉄道のノウハウを学びました。「公共の宿」をまとめたサイトを作るにあたり、私の脳裏にすぐに浮かんだのは、種村氏の代表的な著作である「鉄道旅行術」の一節でした。「安くて気軽な公共の宿」と題されたページには、”国民宿舎、国民休暇村はじめ、さまざまな公共の宿も、比較的施設が整い、安心して泊れる。YHと違って、個室が原則で、食事を食堂でとり、ふとんのあげおろしは自分たちでする所がほとんどという点のほかは旅館と変わらない。建物は中クラスの旅館より立派だったりする。”と記されており、国民宿舎や休暇村の概要が書かれていました。私は「鉄道旅行術」で公共の宿を愛用するようになったのです。
「鉄道旅行術」のイラスト(挿絵)は私が学生時代から描いており、思い入れも深く、公共の宿リンク集を作ろうと思い立ったときに、種村氏にお願いしてタイトルを拝借したのでした。
後日談ですが、「鉄道旅行術」は種村氏の意に反して改訂されず20世紀末に絶版になってしまい、種村氏も度重なる闘病の末、帰らぬ人になりました。
ありがとうございます。
2018.12.27 北川宣浩